【会社に縛られない人生にするために】市場価値の高い簿記を取得して転職先の選択肢を増やしておきましょう

本

生活のためにはお金が必要ですよね。本記事を読んでいる方の多くは会社からお給料をもらっているのではないでしょうか。

でも、生活の手段が「今の会社で勤め続けること」だけだと、会社を辞めたい時や辞めないといけなくなった時に、つらい状況になってしまいますよね。

  • 会社がとてもブラック
  • ワークライフバランスが悪くて、家族との時間がとれない
  • 人間関係がうまくいってなくて、居心地がとても悪い
  • 異動になって単身赴任をしないといけない
  • 親の介護をしないといけない

サラリーマンにとって、辞めたい・辞めざるを得ない理由はたくさんあると思いますが、ただぼんやりと年齢を重ねると、転職が難しくなってしまいます。

仕事がどれだけつらくても、気づいたときには生活のためにその会社に依存せざるを得ない状況になっているってわけです。

会社に機嫌悪そうに働いている上司がいるのであれば、まさにそんな状況になって後戻りできなくなっているのかもしれません。

本記事では、会社に縛られない人生を実現させるの最初の第一歩として、簿記の勉強をするべき理由について説明します。

私は「地方公務員」という安定した地位を捨てた

実は私は元地方公務員です。

地方公務員は定年退職までその自治体でずっと働く人がほとんどです。

しかし、万が一辞めたくなった場合、地方公務員は、民間企業で使えるスキルが全くと言っていいほど身につかないので、年齢を重ねると、本当に転職が難しくなります。

副業も法律で禁止されているので、ますますその自治体に依存せざるを得ない状況になるのは目に見えています。

私は転職時20代とまだ若かったことや、それこそ日商簿記2級を持っていたこともあり、すぐに転職することができましたが、30代を越えてくると、転職先の選択肢が大きく減るというのは有名な話です。

目次

【最初に】同じ会社に縛られないための方法は大きく2つある

つらそうに仕事をしている男

同じ会社に縛られないための方法は大きく2つあります。

  1. 自分で稼ぐ力を身につける(副業・独立など) → ハードルが高い
  2. いつでも転職できるようにしておく → 基本的に誰でもできる

①自分で稼ぐ力を身につける(副業・独立など)

自分で稼ぐ力を身につけることができれば、そもそも会社で働く必要はないため、会社に依存するということはないでしょう。

でも、この方法はかなりハードルが高いですよね。副業でお小遣いを稼ぐ程度であれば可能かもしれませんが、生計を立てるとなると一気に難しくなります。

また、独立や起業などは働き方をコントロールすることができる反面、会社員にはない大変さがあります。責任も最終的には全部自分に降りかかってきます。

②いつでも転職できるようにしておく

自分で稼ぐ力を身につけるよりも、圧倒的にハードルが低い方法です。

いつでも転職ができれば、今の会社辞めたくなった時に辞められるというのは単純明快ですよね。

「自分には転職できるようなスキルがない」と思って、転職を断念してしまう人も多いですが、条件さえ気にしなければ、今の時代転職先はいくらでもあります。

ただ、年収やワークライフバランスなど、理想の条件で転職しようとすると、やはり何かしらの強みやスキルが必要になります。

その強みやスキルは、なるべくたくさんの会社で活かせるものでなければなりません。要するに市場価値が高いスキルが必要ってわけです。端的に言うと、つぶしが利く仕事とも表現できます。

そのようなスキルは、当然、簡単に身につくものではありません。特に、今の仕事とは関係のない分野でスキルをつけようと思うと、やっぱりどうしても難しいというのが、多くの人の本音かと思います。

それでは、いったいどうすれば良いのかを以降で説明します。

同じ会社に縛られたくないなら簿記の資格をとるべし

リラックスして仕事をしている人

なぜ簿記資格の取得なのか?

今の会社に縛られないためにも、市場価値が高いスキルを身につけたいと思うのであれば、簿記資格の取得を強くオススメします。

しかし「なぜ簿記資格の取得なのか?」と思った方もいるでしょう。最近では、IT関連の資格をとったり、プログラミングスクールに通って市場価値を高めようとしている人もいますからね。

私が簿記資格の取得をオススメする理由は、簿記が活かせる職種(経理など)は基本的にやることが明確で、仕事の能力に個人で差が生まれにくいからです。

要は仕事に「センス」や「発想力」といった個人の能力に依存する部分が少ないという意味です。もし「センス」や「発想力」が必要な仕事の場合は、向いていなかった時に本当に大変ですからね。

例えば

最近はIT需要が高いため、ウェブデザインやプログラミンを学ぶ人も多いです。

しかし、これらの仕事は、もしその仕事に就けたとしても自分で新しいものを作る必要がありますよね。今すでにプログラマーとして働いている人たちとも、いずれ競争していく必要があります。

当然、クリエイティブ性が高いのでセンスや才能もある程度必要になってきます。

今から勉強して、長年その道で働いている人たちに勝つのは至難の業です。

簿記の資格の市場価値は高い

簿記は、会社が求める資格ランキングで常にトップの資格ですが、具体的には経理の仕事で大いに活かすことができる資格です。

経理の仕事はやってみると分かりますが、意外と専門用語とか独特の業務が多いです。簿記の知識が無ければ太刀打ちできないと言っても良いでしょう。

それでも、会社では必ず経理の仕事が発生します。なので、究極的に言えば、会社の数だけ経理の仕事があるわけです。だから、会社側も簿記の知識を持った人に来てもらいたいわけです。

つまり簿記の知識があれば、それだけ広い選択肢の中から転職先を探すことができるわけです。

経理が転職市場で無双できる理由について詳細にまとめた記事があるので、是非、こちらも読んでみてください。

日商簿記3級の勉強から始めましょう!

落ち着いて勉強している男性

今の会社に依存する羽目になるのは嫌だけど、転職できるようなスキルがないという方は、是非、日商簿記3級の取得を目指して勉強してみてください。

日商簿記3級であれば独学でも十分合格できます。合格ラインは7割です。

簿記の概要や日商簿記3級の勉強方法については、次の記事にまとめてあるので、参考にしてください。

今まで簿記に全く縁がなかった人は、最初だけとっつきにくいかもしれませんが、3級は「仕訳」から「決算処理」の流れまで理解できれば、後はひたすら問題演習で合格できると思います。

で「簿記に合格できるか不安」、「合格できなかったら勉強が無駄になるんじゃ…」と思っている人もいるかもしれませんが、勉強したという事実があるだけでも、それだけで有利に転職活動を進めることができます。

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