【元地方公務員が解説】公務員を辞めるのはもったいないが後悔するわけではない

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公務員を辞めるのってそんなにもったいないのか…?

公務員って民間企業に比べて転職しないのが当たり前みたいなところありますよね。

でも、この記事を読んでいる人は、もったいないという気持ち以上に辞めたい理由があるから迷っているはずです。

最初にハッキリ言っておきますが、「もったいない」という理由でためらっている方が逆に危険です。

私は、元地方公務員からの転職経験者で、転職をためらっていた時期もありますが、それは現状よりも改善できるという選択肢を自分で勝手に捨てているのだということに気づき転職をしました。

本記事では、「公務員を辞めるのはもったいない」という意見があっても、公務員を辞めてもOKな理由を説明します。

目次

「もったいない=公務員を辞めると後悔する」は間違い

「公務員を辞めるのはもったいない」は確かに正論ではあるが…

公務員を辞めるのはよく「もったいない」と言われます。もったいない理由として良くあるのは次の3つです。

公務員を辞めるのはもったいないと言われる理由
  • 難しい公務員試験を突破して手に入れた地位
  • 公務員の給料は安定していて、クビになることもない
  • 世間体が良い

これらのメリットを手放すことになるため、確かにもったいないという意見は間違ってないです。

しかし、「辞めると後悔するか?」というと、それはまた別の話です。周りの意見が気になる人もいると思いますが、実際に公務員として働いている自分の気持ちの方が大事だと割り切ってください。

公務員を辞めて後悔する可能性もありますが、辞めなくても後悔する可能性もあるということを、まずは肝に銘じましょう。

民間企業へ転職したくなった場合、ポテンシャル採用をしてもらえる20代くらい(遅くても30代前半)がリミットだと思った方がいいです。そのままだらだらとためらっていると、手遅れになってしまいますよ。

もったいないと思っても悩んでいるのはなぜ?

公務員の安定性や世間体の良さはピカイチで、確かにそれを手放すのはもったいないかもしれません。

でも「じゃあ、そのまま続けよう」とはならないのはなぜですか?それは自分自信が一番分かっているはずです。

残業が多い 年収が安い 人間関係がストレス やりがいがない 仕事があわない

上にあげた項目は、公務員かどうかに関わらず仕事を辞める理由になるものの代表例です。

年収に関しては、若い間の公務員は本当に少ないのも知っています。これらの悩みを抱えたまま、一生公務員として人生を過ごしてしまう方がもったいないと思いますよ。

自分にあわない仕事を一生続ける覚悟はありますか?あわない仕事を続けるほうがもったいなくないですか?

「もったいない=辞めると後悔する」ではありません。なので、公務員を辞める場合、後悔しないように辞めることの方が重要です。

公務員を辞めることで人生をコントロールしやすくなる

公務員を辞めると、確かにそれまでのような安定性を失うかもしれません。しかし、それとは引き換えに自分の人生をコントロールしやすくなります。

自分の人生をコントロールしやすいとは、働き方の選択肢が増えるということです。

働く環境 仕事内容 働く時間 住む場所 など

もちろん、公務員でもある程度は選ぶことができますが、選択の幅は圧倒的に狭いです。

自分の状況に合わせて、仕事にある程度の幅を持たせることができるので、人生をコントロールしやすくなるというわけです。

公務員を辞めて後悔しないためには

公務員を辞めることによる一番のリスクはやはり安定した収入源を失う点です。なので、何のあてもなく公務員を辞めると苦しい状況に置かれます。

よほど貯金でもしていない限りは、次の収入減を確保してから辞めることが重要でしょう。

基本的には私のように転職活動をして、内定をもらってから辞めるのが理想です。もちろん、可能なら、フリーランスになったり、しばらくはバイトをするといった選択でもアリだと思います。

また、後悔しないためには、公務員を続けると叶うことのない希望が、公務員を辞めることで叶えられるかどうかという点も肝心です。

関連記事

民間企業への転職を考えている場合は、下記の記事も参考になると思うので、是非、読んでみてください。

とりあえず転職活動だけしてみることが重要

なぜ転職活動をすることが重要なのか?

転職を実際にするかどうかは関係なく、転職活動をすることは重要です。なぜなら、転職を決めて転職活動を開始するよりも、転職活動を開始してから転職を決意できる場合が多いからです。

転職活動を通して、多くの選択肢があることを実感できます。行きたいと思える企業を見つけられれば、「もったいない」という気持ちよりも「次に進みたい」という気持ちが上回るでしょう。

転職活動した結果、「転職をしない」という結論になったとしても、自分の今の仕事を続けることへの迷いが消えるため、転職活動が無駄になるということはありません。

どうやって転職活動を始めればいいか

転職活動は自己分析、企業リサーチ、興味のある企業に応募するといった流れになります。

問題は、どのようにして自分に合った職場を探すかです。

  • 企業の公式サイトを片っ端から調べる
  • 知人に紹介してもらう
  • 求人広告サイトを利用する
  • キャリアアドバイザーと一緒に決める

最初から行きたい企業があるなら、直接企業に問い合わせるのも選択肢としてはアリですが、あまりおすすめしません。人によって探し方は様々だと思いますが、私は転職エージェントに登録して、キャリアアドバイザーに相談しながら転職先を決めました。

公務員からの転職におすすめの転職エージェント

転職エージェントを使う目的とは?
専門的なアドバイスとサポートを受けるため

転職エージェントは、転職ノウハウなど豊富な知識を持っています。未経験者が経理職に転職するための適切なアプローチや必要な資格、スキルなどについて具体的なアドバイスを受けることができます。

転職活動の効率的に進めるため

転職エージェントを利用することで、求人情報の収集や応募書類の作成、企業との調整などの手間を省くことができます。特に現在の仕事を続けながら転職活動を行う場合、時間と労力を大幅に節約できます。

より良い労働条件での採用を交渉してもらうため

未経験者の場合、給料や勤務条件についての交渉が難しいことが多いです。エージェントは、代わって適切な条件交渉を行ってくれるため、納得のいく条件で転職を実現しやすくなります。

公務員の方にオススメしたい転職エージェントは次の2つです。

リクルートエージェント

公務員から民間企業に転職する場合は必ず、未経験転職になります。なので、可能な限り広い選択肢の中から転職先を探すのが理想です。

リクルートエージェントは、扱っている求人数が業界で最も多く、公務員であっても自分の希望する条件の職場を他の転職エージェントに比べて見つけやすいため、公務員の方が利用するのはオススメです。

私の今の仕事はリクルートエージェントに紹介された職場です。

キャリアアドバイザーも転職のやり方や、企業への取り次ぎ、退職交渉のサポートまで一気通貫でやってくれるので、転職の流れがイメージできない人も安心かと思います。

相性転職

公務員から民間企業への転職は必ず未経験転職になるため、自分がどのような職種が向いているのかを確認できるという意味で、相性転職の適職診断を受けることを強くオススメします。

適職診断は、相性転職のアドバイザーとの面談の中で受けることができ、その場で結果を教えてくれます。

面談の途中で、ラインに診断の回答フォーマットを送信してくれます。回答が終わり次第、診断結果をもとにあらゆる角度からアドバイザーが適職を説明してくれます。

そもそも自分の向いている仕事が何かすら分かっていないって言う人も、プロがある程度見極めてくれるので、自分で決めるよりも安心です。

「もったいない」の呪縛から解放されて自由になろう

もったいないと思って公務員を辞められないのは、私から言わせると「もったいないの呪縛にかかっている」ようなものだと思います。

どのような選択をするにせよ、必ずメリットとデメリットがあります。自分がどのメリットを優先するか、デメリットはどこまで妥協できるかという点を比べながら決めることが重要です。

今よりも働き方を改善できる可能性があるなら、その選択肢を自分から捨てることの方が「もったいない」です。

是非、今後の長い人生をみすえて、大きな1歩を踏み出してみてください!

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