【転職エージェントを舐めてはいけない】私が県庁から民間企業へ転職できた具体的なプロセスを紹介します

本

私は元県庁職員で今は民間企業で働いています。

公務員からの転職は、おそらく民間企業からの転職以上にためらう人が多いのではないでしょうか?

私の場合、実際に転職することよりも「転職を決断することの方が大変でした。未経験転職でしたが、年齢が若かったこともあり、転職自体は活動を始めてから1か月程度でできました。

最終的に、この「転職を決断すること」ができたのは、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーのおかででした。彼は、私と同じように、公務員から民間企業への未経験転職の経験者でした。

本記事では、私が実際に転職活動時の壁や、どのような手順を踏んで転職をしたかを具体的に紹介しようと思います。

転職すると環境が一転し、仕事以外も好循環になりました。みなさんも是非本記事を参考にして前向きに検討してほしいです!

目次

1年くらいは県庁を辞めたいと思いながら続けていた

私は社会人4年目に転職しましたが、3年目にはすでに県庁を辞めたいと思うようになっていました。しかし、次のような理由で、なかなか転職活動に踏み切れませんでした。

  • そもそも転職の方法をイメージできてなかった
  • 転職することに対する周りからの反対意見が多かった
  • 勤務地を変えたくなかった(結果的に田舎から都会へ転職)

それぞれ、具体的に説明します。

そもそも転職の方法をイメージできてなかった

新卒の就職活動は、完全に公務員志望だったので民間企業の選好の流れが頭に入っていませんでした。

そのため、そもそも転職の仕方があまりイメージできず、転職に対して弱腰になっていたと思います。

転職することに対する両親の反対意見が強かった

最初に言っておくと、周りの意見は気にしないで良いと思います。自分の人生なので、周りが転職に反対しても、結局、自分が今の仕事に納得できないなら、その仕事を続けることは難しいですからね。

ですが、やはり両親へは転職を決める前に相談しました。

一応、大人になるまで育ててくれたこともあるし、まあ、公務員になることで、両親は安心していたので、その安心を奪うことにもなりますからね。

案の定、両親は転職することに反対しました。私の両親はどちらも民間企業で働いていたため、民間企業の大変さをいろいろ聞かされました。

もちろん、私自身も、転職の結果後悔はしたくなかったので、両親の話を聞くうちに、「やっぱり公務員のままの方が良いのかな」という気持ちも湧いてしまっていたのです。

居住地を変えたくなかった(最終的には地方から都会へ転職しました)

私は都会ではなく、どちらかというと田舎の県庁で働いていました。

最初は、引越しの伴う転職はなるべく避けたいと思っていましたが、地方の民間企業の転職先はあまりないことは何となく分かっていました。

また、「引越しの伴う転勤がほとんどない」という意味では、県庁の仕事は自分の希望と一致していたので、この点も県庁を辞めることをためらわせていた原因だったと思います。

とりあえず転職エージェントに登録しました

以上のような理由で、なかなか転職に踏み切れない日々が続きましたが、それでもやっぱり今後の自分の人生を考えた時、県庁の仕事をずっと続けていく自信がありませんでした。

なので、実際に転職するかどうかはいったん考えず、とりあえず転職サービスを使おうと思い、求人紹介サイトや転職エージェントのアカウントを作りました。転職サービスの存在もそれまで知りませんでしたが、ネットの広告を見つけて、その存在を知りました。

ちなみに転職サービスは、転職サービスの運営会社へ企業から報酬が支払われるビジネスモデルなので、求職者側は無料で利用できます。

最初は「とりあえず登録するだけならまあ損もしないかな」くらいの気持ちで、転職を決断したわけではありませんでした。

しかし、結果的にこの転職エージェントが私の転職への迷いを解き、転職につなげてくれました。「とりあえず」という感覚は大事だったと思います。

実際に転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談する間に、いろいろと転職の知識が高まり、転職を決断することができました。さすがプロって感じです。

転職の流れ(私はリクルートエージェントを利用しました)

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転職のリクルートエージェントは求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1

おすすめのポイント

  • 求人数が業界No.1のため、幅広い選択肢を持ってエントリーすることができる
  • 様々な業種の情報が蓄積されているため、未経験転職でも相談しやすい
  • アドバイザーの実績が豊富なため、信頼性が非常に高い

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーと電話相談

リクルートエージェントに登録すると、最初にキャリアアドバイザーと30分~1時間程度面談をする流れになります。面談といっても、電話での相談も受け付けてくれます。

私が公務員だったためか、ありがたいことに元公務員の方がキャリアアドバイザーについてくれました。

一番最初の面談ではざっくり次のような内容でした。

聞かれたこと

  • 現在の状況確認(現職・経験年数、現在の年収、年齢等)
  • 現職で抱えている悩みや課題
  • 希望する業種や条件など

その他説明事項

  • 専用サイトの使い方(どのような仕組みで掲載されている求人広告が選ばれているのか等)
  • 未経験転職における選考通過率(どれくらいの求人にエントリーするべきか)
  • その他私の質問に対する回答

キャリアアドバイザーは、「転職を通して現職で抱えている悩みや課題が改善・解決することが最も重要」と最初に教えてくれました。

実際、これは後悔しない転職にするためには、一番大事だポイントだったと今では思います。

希望条件に関しては、最初は元々働いていた県で会計を使う仕事(企業経理や会計事務所)といったような内容を伝えていました。

これに対してキャリアアドバイザーの回答は、「企業経理の場合は、引越しをしないと選択肢がほとんどない。引越しをすれば、決して難しくはない」とのことでした。

いろいろ迷いましたが、最終的には年収や仕事の内容を優先したかったので、引越しは受け入れることを決めました。

やはりプロに相談することで、「やっぱり無理なものは無理か」と良い意味で妥協することができるので、転職活動がスムーズになると思いました。

これ以降のキャリアアドバイザーとのやりとりは、基本的にはエージェント登録時のメールアドレスを通じて行ってもらいました。

職務経歴書を書いて登録

キャリアアドバイザーとの面談の次に、職務経歴書を書いてエージェントの専用サイトに登録しました。職務経歴書は、選考に応募した企業が書類選考で審査する書類です。

県庁からの転職だったため、民間企業で役に立つような経歴があまり書けませんでした。しかし、ポテンシャル採用も可能な年齢(26歳)とのことだったので、なるべく経理や会計事務所で役に立つ能力は何かを考えつつも、ありのままの経歴と自己PRを記載しました。

職務経歴書が完成したら、一回キャリアアドバイザーに確認・添削等をしてもらって、問題なければ専用サイトに登録します。

ここまでくれば、基本的に後は興味のある企業にエントリーしていくだけです。

興味がある企業の選好にエントリー(ボタンをポチっと押すだけ)

専用サイトに掲載される各企業の求人広告をみて、転職したいと思う企業の詳細ページから応募します。「応募する」のボタンを押せば、エントリーした企業の採用担当が書類選考を開始します。

私の場合、1日1エントリーくらいの頻度で応募しました。もちろん、書類選考で通ったからといって、必ず面接を受ける必要はないので、この段階では、辞退することも想定して「興味があるな」と思った程度でエントリーしました。

辞退する際は、キャリアアドバイザーに連絡すればOKです。

応募した企業は必ず口コミサイトで評判をチェックすることがポイント

口コミサイトは、退職者や退職を検討している人が書いているので、企業に不満を持つ人たちの生の声を見ることができます。

リクルートエージェントから紹介される求人広告は基本的に信頼して良いと思います。しかし、求人広告は人を集めるものなので、企業のマイナスな側面までは記載されていません。

私は転職で後悔したくなかったので、応募した企業は必ず転職会議などの口コミサイトを使って、その企業のリアルな声を確認するようにしていました。

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企業と面接(ほとんどリモートでした)

書類選考に通過した企業と面接をしました。一次面接はすべてリモート面接でした。

先述の通り、引越しも受け入れる覚悟をしていたため、応募した企業のほとんどは他県でしたが、リモート面接だったのでめちゃくちゃ助かりました。

仕事もほとんど休まずに転職活動できました。リモート面接は、かなり転職のハードルを下げてくれていると思います。

一次面接で面接官と話すうちに「やっぱり違うな」と感じる企業もいくつかあったので、これもキャリアアドバイザー経由で辞退することもできます。

また、一次面接で選考を通過しなかった企業も当然あったので、私の場合、最終面接に進んだのは2社のみとなりました。

2社から内定をもらう(ここまでわずか1か月)

最終面接に進んだ2社の両方から内定をもらいました。転職活動を始めて、ここまでわずか1か月です。

内定が出ると、キャリアアドバイザーを通してメールで内定通知書が送られてきます。

この内定通知書の記載内容は必ず確認することが重要です。基本的には、最初に応募した求人広告から面接を通して調整された内容が記載されているはずです。

私は会計事務所と企業経理の二つから内定をもらっていたので、企業経理の内定を承諾することにしました。会計事務所の方はエージェントを通じて辞退しました。

転職活動中は基本的に必ずキャリアアドバイザーを通して、企業の採用担当とやりとりをすることになります。なので、企業の採用担当が忙しい時間とかをあまりきにしないで良いのも、エージェントを使うメリットだと思います。

上司に退職を切り出すことは、意外とスムーズにできた

転職になかなか踏み切れない方は、辞める時のことをイメージできない人も多いのではないでしょうか。

転職を決意したら、後は現職の退職交渉を進めるだけです。といっても、これが結構難航する場合もあります。

私の場合はどちらかというと、退職交渉よりも、「上司に退職を切り出すことができるか」の方が心配でした。

しかし、その辺のこともキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれて、具体的にどのように切り出せばいいのかとかも教えてくれました。

ちなみに私は、メールで「伝えたいことがあります。お時間ある時に声をかけてください」とだけ上司に言って、後は別室で退職したい旨を言いました。このやり方だと、メールの時点で上司はある程度察してくれます。

退職交渉が上手くいかないと、内定を承諾後にトラブってしまうことにもなってしまうので、キャリアアドバイザーも全力でサポートしてくれます。なので、退職を切り出せるかといった心配は案外どうにでもなると思います。

転職に迷っているなら相談する相手を間違えてはならない!

本記事では、私がどのように転職を決断し、実際にどのような流れで転職したのかについてお伝えしました。私が無事転職できたのは、間違いなくリクルートエージェントのキャリアアドバイザーに相談したことができたからだと思います。

本記事の読者に一番お伝えしたいのは、「転職の相談をする相手を間違えてはいけない」ということです。私は初めは両親に相談していましたが、私と意見が違っていたので、余計に苦しくなっていただけでした。

しかし、重要なのは、「私と両親どちらが正しいのか」ということではなく、「自分がどうしたいのか」ということです。相談する相手は、自分の希望を実現するために、具体的なアドバイスを提示してくれる人が理想的です。

必ずしも、転職エージェントに登録する必要はありませんが、私のとっては無料で自分の人生を動かしてくれる存在になったので、登録するだけでは損はないと思います。

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